『るろうに剣心』宗次郎のビジュアル公開!神木隆之介が髪を染め、憧れの人物を熱演
和月伸宏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』より、神木隆之介演じる瀬田宗次郎のビジュアルが初公開された。神木の宗次郎役は、キャスト発表前から「宗次郎は神木隆之介しかいない」とファンの間で話題に上っていたほどであり、その前評判に違わぬハマり役ぶりを見せている。
宗次郎は、剣心の宿敵・志々雄真実の部下である“十本刀”の筆頭にして、剣心に匹敵するといわれる天賦の剣才。幼いころのトラウマから喜怒哀楽の「楽」以外の感情が欠落してしまい、いついかなるときもほほ笑みを浮かべているというキャラクターで、その「感情欠落」で剣心を苦しめることになる。
そんな宗次郎を演じる神木は、昨年の前作『るろうに剣心』公開時、まだ続編製作が決まっておらず、宗次郎が登場するかどうかも、神木が出演するかどうかもわかっていなかった頃から宗次郎に憧れていたといい、まさに念願かなっての出演。宗次郎のトレードマークである青い衣装に身を包んでいるだけでなく、役づくりのために人生で初めて髪を染めたという熱の入れようだ。染髪にあたっては撮影のたびに時間をかけ、衣装に合わせた紺色に染めていったという。
また、神木は剣心を演じる佐藤健と本格的に共演するのは初めて。原作では、宗次郎が剣心の逆刃刀を真っ二つにしてしまうなど、剣心に立ちふさがる強敵の一人として描かれており、映画版でも二人のアクションシーンがあるのかどうか、注目だ。
映画『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』は、2012年の映画『るろうに剣心』の続編にして、実写映画版完結編となる2部作。原作ファンの間でも人気の高い「京都編」をベースに、日本転覆をもくろむ宿敵・志々雄真実と剣心の戦いを描く。出演は佐藤健をはじめ、武井咲、蒼井優、青木崇高、江口洋介、藤原竜也、伊勢谷友介など。監督は前作に引き続き、「龍馬伝」の大友啓史が務める。(編集部・福田麗)
映画『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』は2014年夏、2部作連続公開