槇原敬之の名曲を散りばめたミュージカルにROLLY興奮
槇原敬之が音楽を担当する宮本亜門の新作ミュージカル「愛の唄を歌おう」の制作発表が1日、都内で行われ、槇原と、出演者の山口智充、Kis-My-Ft2の北山宏光、ROLLY、渡部豪太、川畑要(CHEMISTRY)、柄本時生、前川紘毅、施鐘泰(JONTE)、大口兼悟、エハラマサヒロ、ジャニーズJr.の高田翔、KONISHIKI、橋本じゅん、脚本の鈴木おさむ、演出の宮本亜門が出席した。ROLLYは槇原とは実生活でも親戚の間柄にあり、「槇原家と寺西家、我々一族の歴史に永遠に刻まれる作品になります。一族をあげて応援します」と本作への意気込みを語った。
全編に槇原の過去の名曲がちりばめられ、今作のために新曲も書きおろしたという槇原は「そろそろミュージカルをやってみたいと思っていたんですが、タイミングよく亜門さんからお誘いの手紙が来て、鈴木さんも交え3人で自然とミュージカルをやるという運びになりました。キャストもすごくいいムードだし、ぜひ楽しみにしていてください」と本作をPR。
脚本の鈴木は「放送作家になって初めての仕事が槇原さんの『オールナイトニッポン』でした。こうしてまた槇原さんと仕事ができるのは光栄です」と感慨深く述べ、宮本もすでにはじまった稽古場の雰囲気を「えらく盛り上がってます」と紹介した上で「最高の舞台にしたい」と意気込んだ。
主演の山口は「稽古や本番を楽しんでやることも自分の課題ですが、終わるまでにキャストやスタッフのモノマネができるようになって、芸人としてのネタの幅も広げたい」と宣言。キスマイ北山は「男だらけ。まるで部活ですね」と笑顔を見せ、「槇原さんの曲を中学の時から聴いてきたので出演できて光栄です。稽古は和気あいあい楽しくやってます。みなさんが舞台の後に温かい気持ちになるような作品にしたい」と話した。
「愛の唄を歌おう」はこの世を去って10年目の熱血高校教師が、地上の人に正体を明かさないことを条件に、天国から期間限定で地上に戻され、かつて果たせなかった自分の夢を形にしようと奔走する姿を描くミュージカル。ダイエットで150キロ減量に成功したというKONISHIKIもこの日はご機嫌で、「男ばかりで相撲部屋に戻ったみたい」と感想を述べていた。(取材・文 名鹿祥史)
ミュージカル「愛の唄を歌おう」は、2014年1月10日~21日まで東急シアターオーブ、1月25日~2月2日までオリックス劇場にて公演