染谷将太が監督・脚本!『シミラーバッドディファレント』一夜限りの限定上映!
俳優・染谷将太が監督・脚本を手掛けた自主制作ショートムービー『シミラーバッドディファレント』の予告編が初公開された。本作は、12月20日にオーディトリウム渋谷にて一夜のみ上映される。
全編16ミリフィルムで撮影された『シミラーバッドディファレント』は、それぞれの道へと別れていく男女の人間関係を描いたショートドラマ。「似ているようで違う」という意味のタイトルで、染谷は「同じ人間で同じような雰囲気をまとった2人ですが、全然違うし、すれ違っています。そんな2人の歯車が狂う話です」と作品を紹介。
高校時代から自主映画制作を続けてきた染谷にとって、世間に初めて発表した監督デビュー作は、主演作『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(瀬田なつき監督)のスピンオフ作品。同作以来の監督作となる本作では、普段から交流のある瀬田監督を共同脚本に迎えている。
「死ぬ前に一回はフィルムで映画を撮りたいと思っていました」という染谷の熱意から、16ミリフィルムで撮影された本作の上映時間は25分間。染谷は「男」役で出演もしており、このたび初公開された予告編では、「いつか自分の撮る映画の音楽を作って欲しいと思っていた方」という渡邊琢磨の音楽に乗って、すれ違う「女」と「男」の日常が映し出される。セリフの音声は一切なし。
今後の監督業について「自分は役者なので監督で生活を送ったり監督に転身することは一切ないですが、こういう形で作品作りはいくつになっても続けていこうかなと思っています」と明かした染谷は、「これからも、あいつまた何かやってるよって温かく見守ってください」と呼び掛けた。(編集部・小松芙未)
映画『シミラーバッドディファレント』は12月20日(金)オーディトリウム渋谷にて、一夜限りの限定上映