ジャスティン・ビーバーの落書き、ホテルが許可していた
オーストラリアにあるQTゴールド・コースト・ホテルの壁にスプレーで落書きしたことが問題になっているジャスティン・ビーバーだが、ジャスティンはホテルから許可されて落書きをしていたことがわかった。ホテル側は「われわれの壁にジャスティン・ビーバーがアートを残してくれて興奮しています」とコメントしている。BBC Newsが報じた。
また、同ホテルの代表は、プライバシーの点からジャスティンが滞在中は何もコメントできなかったと明かし、「ジャスティンが滞在のお礼に、壁面にアートを残したいと思ってくれて非常に光栄です。ジャスティンのファンは彼の作品を自由に見ることができますし、今後、ゴールド・コーストの華やかなアート界の作品の一つになることでしょう」とTMZ.comに語っている。
しかし、ゴールド・コーストのトム・テイト市長は、落書きはホテルの私有地にあるものの、多くの人の目に触れる場所にあるとして、ジャスティンの行為を快く思っていない。ジャスティンに向けて「オーストラリアのゴールド・コーストで楽しい時を過ごしたようで何よりです。君が台無しにした壁をきれいにするために近いうちに戻ってくることを願っています」とツイートしている。市の広報は「市長はジャスティンが戻ってこないなら、ホテルに落書きを消させるつもりです」と明かしている。
ホテルは現在、ジャスティンの「アート」に自分のデザインを付け加えたい地元のグラフィティーアーティストを募り、オンラインでコンペを開催している。追加するデザインは、ゴールド・コーストのいいところを描いたものでなければならないとのこと。(澤田理沙、編集部・市川遥)