実写版『魔女の宅急便』に浅野忠信が参戦!
実写映画『魔女の宅急便』に俳優の浅野忠信が出演することが明らかになった。角野栄子の児童文学「魔女の宅急便」を初めて実写化する本作で、浅野が演じるのは獣医のイシ先生。宮崎駿監督によるアニメ版には登場しなかったキャラクターだ。
イシ先生は動物の研究のため、獣医でありながらよく旅に出る人物。主人公キキ(小芝風花)や“とんぼ”(広田亮平)が暮らすコリコの町から離れた島で暮らしており、コリコの町の動物園で起こるある事件に関わってくる重要な役柄として登場する。
浅野はイシ先生を演じるにあたって「今年で40歳になったんですけど、僕が16歳のときに40歳の人なんてどうでもよかったし、ただのおじさんだと思っていて、全く覚えていないというのが事実なので、そういうのを演じよう」と考えたとのこと。16歳の頃から付き合いがあるプロデューサーに声を掛けられ本作への出演を決意したといい、小芝、広田といった若い役者との共演を感慨深くも楽しんだと明かしている。
浅野は国民的な人気を誇る原作の実写化作品だからこそ、「『アニメでもない、本でもない、実写でしか描かれない世界があるとしたら何だろう』ってお客さんは思うと思うので、そこをきちっと作り出して、見せてあげられたらステキなことだと思いますけどね」と語っている。
映画『呪怨』の清水崇監督がメガホンを取る本作。キキが居候するパン屋の女将・おソノ役に尾野真千子、おソノの夫でパン職人のフクオに山本浩司、キキの両親に筒井道隆と宮沢りえなど、豪華キャストが脇を固めている。(編集部・市川遥)
映画『魔女の宅急便』は2014年3月1日より全国公開