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スカーレット・ヨハンソンが声だけで演技が、ゴールデン・グローブ賞から対象外に!

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声の演技が高い評価を受けているだけに残念です - スカーレット・ヨハンソン
声の演技が高い評価を受けているだけに残念です - スカーレット・ヨハンソン - Anita Bugge / WireImage / Getty Images

 映画『ロスト・イン・トランスレーション』、『アベンジャーズ』のスカーレット・ヨハンソンスパイク・ジョーンズ監督の話題作『ハー(原題) / Her』に声のみで出演したが、この演技がゴールデン・グローブ賞ではノミネートの対象外になってしまうことがThe Hollywood Reporetrほか複数のメディアで報じられた。

スカヨハのゴールデン・グローブ賞ノミネート作『ロスト・イン・トランスレーション』写真ギャラリー

 本作は、妻と別れた作家セオドアが、新しいパソコンに搭載される対話型のOSサマンサと話すうちに、サマンサが欠かせない存在となり、彼の人生が徐々に変化していくという設定で、スカーレットはこの対話型OSサマンサの声のみで出演していた。

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 ただ、この声のみの演技が批評家の間で高い評価を受け、ローマ国際映画祭では最優秀女優賞を獲得していて、これからの賞シーズンに期待が高まっていたが、ゴールデン・グローブ賞は、彼女が対象となる助演女優賞の部門ではその資格がないことを一度発表し、さらに今作の製作/配給会社であるワーナー・ブラザースが、ゴールデン・グローブ賞を主催するハリウッド外国人記者協会に嘆願したが、却下されて今回の対象外となったようだ。

 今回の対象外になった理由は明確に記されていないが、基本的にスクリーンに登場した俳優が選考対象になっているものと思われる。過去にハリウッド外国人記者協会は、映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』で猿シーザー役、映画『ホビット 思いがけない冒険』のゴラム役を演じていたアンディ・サーキスの演技も、CGによって加工されたキャラクターを演じているとして、これらを対象外としていた。

 俳優がそれぞれの思い入れを持って演じている役であるため、その対象基準となる決め手が難しいように思われる。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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