川島なお美、13年ぶり主演映画で年下俳優にときめき!
女優の川島なお美が7日、13年ぶりの主演作となる映画『チャイ・コイ』の初日舞台あいさつに登壇し、「バンコクでのロケでは(恋人役のイ・)テガンとツクツクに乗ったり、寺院をめぐったり、ホントに楽しくてときめきました」とタイでオールロケを敢行した本作の撮影を振り返った。この日は、共演した韓国の若手俳優イ・テガン、伊藤秀裕監督、原作者の岩井志麻子も出席した。
本作は、バンコクで出会った男女が、言葉も通じぬまま激しく刹那(せつな)的に愛を求め合う姿を描いた作品。タイでオールロケを敢行し、エキゾチックな風景の中、川島が「驚異の50代」といわれる美しい肢体を惜しげもなく披露していることでも話題になった。川島は人気小説家・麻衣子を、イは現地で暮らす年下の韓国人ボクサー・ハヌルを演じる。
作品を見終わった観客を前に川島は「女性が大人になったとき、もう一度ときめくことができるんだろうか? そういう『大人の初恋』を描いた作品です。わたしもテガンと初恋を経験することができました」とニッコリ。続けて、本作が岩井の経験を基にした小説を原作にしていることを絡め、「今ごろ麻衣子は、ハヌルとの体験を小説に書いて売れちゃって、『5時に夢中!』(TOKYO MXテレビ)とかに出ているんじゃないですかねえ」と笑いを誘った。
そんなふうに川島から水を向けられた岩井は「わたしの私的なエロ話を、なお美様がこんなに美しい映像にしてくれた。そのバチが当たって、韓国人の夫とは離婚寸前でしたが、映画を観てまたやり直そうと思った」とせきららに語ると、「その後、勢いあまって(ハヌルのモデルである)昔のベトナムの恋人にも会いにいったら、なんと復活してしまって、今も続いています」と相変わらず舌は絶好調な様子。
舞台あいさつの最中には、「テガンはダンナより3割くらいいい男だから、取り替えたい」と言った岩井を、川島が「ダメですよ」とたしなめる一幕も。最後に川島は「『チャイ・コイ』は『果実』という意味。大人の恋の切なく甘い味を、十分に味わってください」と大人ならではの優雅な色香を漂わせ、本作をアピールしていた。(取材/岸田智)
映画『チャイ・コイ』は全国公開中