スクリーンとプライベートは別キャラ? 桐谷美玲が素顔を語る
先月末に新しくオープンしたばかりのTOHOシネマズ市原(千葉県)で8日、映画『あさひるばん』の大ヒット記念舞台あいさつが行われ、千葉出身の桐谷美玲、そして千葉在住のやまさき十三監督が登壇した。
この舞台あいさつはTOHOシネマズ市原のオープンを記念し、桐谷への熱烈ラブコールを受け実現したもので、映画関係者ではドラえもんに次ぐ来場であることが伝えられると、桐谷は「光栄です」と笑顔を見せる。
千葉出身の桐谷は「私が千葉に住んでいた頃はまだこういう映画館やショッピングモールがそんなになかったので、中学生や高校生の頃にあればよかったのになぁって。その頃あれば通っていたと思います」と千葉トークを展開。映画館のオープン記念ということで自身の鑑賞スタイルについても言及し、これについては「感動する映画で泣いちゃったりした時恥ずかしいし、泣き顔を見られたくないので結構1人で観ます」と語った。
桐谷にとっては“地元凱旋”となることもあり、この日は両親や友人たちも観客として客席の中に。さぞ普段とは違う緊張があったかと思われたが、「両親は何度か来てくれたことがあるので大丈夫でした」と桐谷はいう。しかし、やまさき監督が「桐谷さんの妖精のような姿を楽しんでください」と話した場面では、「友だちがすごい笑っていて、それがもう恥ずかしくて(苦笑)。全然違うだろっていう目でこっちを見てました(笑)」といい、「友だちにはそういうキャラだと思われてないんです」とプライベートでの素顔を明かしていた。
本作は元高校球児の中年3人組、通称「あさ・ひる・ばん」が、当時のマネージャーでマドンナであった女性のために奔走する人情コメディー。桐谷はマドンナの娘を演じ、『釣りバカ日誌』シリーズの原作者であるやまさき十三が72歳にして映画監督デビューを飾っている。(長谷川亮)
映画『あさひるばん』は全国公開中