映画『ナルニア国物語』第4弾が本格始動!
C・S・ルイスの児童小説「ナルニア国物語」シリーズ第4弾「銀のいす」の映画化で脚本家が決定し、本格的に始動していることがDeadlineや複数のメディアによって明らかになった。
同シリーズは、第1弾『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』、第2弾『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』はウォルト・ディズニーが配給し、第3弾『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』は20世紀フォックスが配給した。
そして、今年10月に原作の著作権を保有する会社C・S・ルイス・カンパニーが、マーク・ゴードン・カンパニーとシリーズ第4弾の映画化契約を結び、プロデューサーはテレビドラマ「グレイズ・アナトミー」のマーク・ゴードンのほか、C・S・ルイスの義理の息子であるダグラス・グレシャムなどが務めることになった。
配給会社は未定のようだが、このたび映画『ネバーランド』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のデヴィッド・マギーが脚本を執筆することになった。
同シリーズは、これまでの3作で世界興行収入およそ16億ドル(約1,600億円)を稼ぎ出した大ヒットシリーズ。第3弾から50年後を舞台にした第4弾「銀のいす」は、ペベンシー家の兄弟が登場しない初めての作品としても知られている。(1ドル100円計算)(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)