今年のグラミー賞は本命不在…最多ノミネートはJay Zの9部門
現地時間6日、第56回グラミー賞ノミネーションが発表された。Jay Zが最多9部門でノミネートされたものの、主要3部門からは落選。一方で新人賞を除く主要3部門全てにノミネートされたアーティストもおらず、今年は本命不在のレースとなった。また、日本からは喜多郎がアルバム「ファイナル・コール」でベスト・ニューエイジ・アルバム部門にノミネートされている。
今年の最多ノミネートは、ジャスティン・ティンバーレイクとのコラボで話題になったJay Zの、ベスト・ポップ・デュオ / パフォーマンス部門などの9部門。続いて、ケンドリック・ラマー、マックルモア&ライアン・ルイス、ジャスティン・ティンバーレイク、ファレル・ウィリアムスがそれぞれ7部門で続いている。
最優秀レコード、最優秀アルバム、最優秀楽曲、新人賞の主要4部門では、マックルモア&ライアン・ルイスが最優秀レコードを除く3部門でノミネートされ、1歩リード。ほかは団子状態となっており、混戦を極めている。
また、今年10年ぶりの新作アルバム「ザ・ネクスト・デイ」をリリースしたデヴィッド・ボウイはベスト・ロック・パフォーマンス、ベスト・ロック・アルバムの2部門でノミネートされている。
授賞式は来年1月26日(現地時間)にロサンゼルスで行われる。
主要部門のノミネーションは以下の通り。
■最優秀レコード
「ゲット・ラッキー」ダフト・パンク&ファレル・ウィリアムス
「レディオアクティヴ」イマジン・ドラゴンズ
「ロイヤルズ」ロード
「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」ブルーノ・マーズ
「ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪」ロビン・シック feat. T.I.ファレル
■最優秀アルバム
「ザ・ブレスド・アンレスト」サラ・バレリス
「ランダム・アクセス・メモリーズ」ダフト・パンク
「グッド・キッド、マッド・シティー」ケンドリック・ラマー
「ザ・ヘイスト」マックルモア&ライアン・ルイス
「Red」テイラー・スウィフト
■最優秀楽曲
「ジャスト・ギヴ・ミー・ア・リーズン」P!NK feat. ネイト・ルイス
「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」ブルーノ・マーズ
「ロアー ~最強ガール宣言!」ケイティ・ペリー
「ロイヤルズ」ロード
「セイム・ラブ」マックルモア&ライアン・ルイス
■新人賞
ジェイムス・ブレイク
ケンドリック・ラマー
マックルモア&ライアン・ルイス
ケイシー・マスグレイヴス
エド・シーラン
(編集部・福田麗)