ブラピ主演のゾンビ大作続編、津波映画『インポッシブル』監督がメガホン
ブラッド・ピットが主演したゾンビ映画『ワールド・ウォー Z』続編企画の監督に、スマトラ島沖地震による大津波を扱った『インポッシブル』のJ・A・バヨナが就任したと、The Hollywood Reporterはじめ各メディアが報じた。
本作はマックス・ブルックスのベストセラー小説が原作のパニック大作。人間を凶暴化させるウイルスにより混乱に陥った世界を舞台に、感染原因を突き止めるため各国を奔走する、ブラッド演じる元国連捜査官のサバイバルを描く。
マーク・フォースター監督がメガホンを取った1作目は、今年の6月から全世界で公開。現時点での全世界興行収入は5億4,000万ドル(約540億円)を突破しており、ブラッドのキャリア史上最大のヒットになったことでも話題を呼んだ。(数字はBox Office Mojo調べ、1ドル100円計算)
新たな監督に就任したバヨナは、すでに本作のプロデューサーでもあるブラッドと会合し、続編について話し合いを進めているとのこと。脚本家は決定していないが、脚本作業にはバヨナ監督も加わる予定だという。
全力疾走で迫りくる、数千体はいるであろうゾンビの大群が強烈なインパクトを残した前作。『インポッシブル』で大津波の衝撃を圧倒的なリアリティーで映像化し、さらに家族の絆を描く傑作感動ドラマとして仕上げたバヨナ監督の手腕に期待が高まる。(編集部・入倉功一)