ウーマンラッシュアワー、「 THE MANZAI 2013」優勝!10回以上もコンビを解散してきた村本、相方中川に感謝!
日本で最も面白い漫才師を決める「日清食品 THE MANZAI 2013 年間最強漫才師決定トーナメント!」(フジテレビ系)が15日に行われ、ウーマンラッシュアワー(村本大輔、中川パラダイス)が優勝に輝いた。悲願の優勝を決めた瞬間、村本は言葉を失って涙をぬぐい、中川は力強くガッツポーズして何度も「やったー」と叫んで喜びを爆発させた。
番組終了後に2人は報道陣の囲み取材に応じ、村本はこれまで10回以上もコンビを解散してきたことを告白。それだけに、優勝まで共に戦い抜いた相方の中川に「僕はダメ出しが多くて、1回戦が終わった時にも普通は喜ぶけど『相づちが多い』って言ったけど耐えてくれて。我慢してくれていることに尽きます」と感謝しきり。
そんな村本に中川は「ネタは彼が書いているので、やるなと思いました」といたわりつつ、「(彼は)これ以上(解散したら)誰ともコンビを組めないと思うので、逆に『俺と解散してもええんか?』って優位な気持ちです」とにこやかに返すなど、あうんのコンビ愛を見せた。
また、決勝で争った千鳥とNON STYLEとは同世代で同じくよしもとクリエイティブ・エージェンシー東京所属。先に売れた2組の活躍をずっとせん望のまなざしで観ていたという村本は「ずっと営業の帰りに千鳥さんとNON STYLEはグリーン車で、僕らは指定席に分かれていて」と悔しい思いを吐露しつつ、それをバネに「毎回いつか『THE MANZAIをとって、グリーンにしてやんねん』って思っていました。今回、大会前にマネージャーに『優勝したらグリーン車にしてくれ』と言ってたんです」と本大会に込めた思いも明かした。
囲み取材にはMCのナインティナインと最高顧問のビートたけしも同席。たけしはウーマンラッシュアワーの2人に「これはきっかけだからな、これからが勝負だから」とエールを送っていた。
「THE MANZAI 2013」の決勝大会は東京・台場のフジテレビで開催。過去最多の1,855組中から勝ち抜いた11組とワイルドカード決定戦勝者1組の計12組が出場し、決勝では千鳥(大悟、ノブ小池)、ウーマンラッシュアワー、NON STYLE(石田明、井上裕介)が競った。開催前に大きな話題を集めていたレイザーラモン(HG、RG)は1回戦敗退した。(中村好伸)