ドルビーアトモス&動く座席!最新鋭の映画館が幕張にオープン
シネコン業界第1位のスクリーン数を誇る「イオンシネマ」のフラッグシップとなる新劇場「イオンシネマ幕張新都心」が、12月20日のグランドオープンを前に報道陣に公開され、その最新鋭の映像・音響システムが明らかになった。
10スクリーン、1,549席を有する大型シネコンである「イオンシネマ幕張新都心」の中でも、メインスクリーンとなる8番スクリーンには、イオンシネマが独自開発した音響・映像システム「ウルティラ」に加え、天井にもスピーカーを設置した音響システム「ドルビーアトモス」を導入。前方壁いっぱいの巨大スクリーンに映し出される映像は驚異的な明るさかつ鮮明さで、どの座席に座っても音のシャワーというべきサウンドに包まれるような効果がある。
また、映画のシーンに連動させて動く座席「D-BOX」も同劇場の注目ポイントの一つ(8番スクリーンには最後方に8席設置)。これは従来の音に反応して振動する椅子とは異なり、映画のコマに合わせて椅子の動きをプログラミングしたもので、スクリーン上のアクションと完全にシンクロした状態で、椅子の揺れや振動が起きる。まさに五感を刺激する映画体験が楽しめるようになっている。
この8番スクリーンで上映される「ドルビーアトモス」「D-BOX」対応作品第1弾は、映画『ゼロ・グラビティ』3D字幕版だ。驚異的な映画館体験を実感できる同館のこけら落としにふさわしい作品だといえるだろう。(取材・文:壬生智裕)
「イオンシネマ幕張新都心」は12月20日にグランドオープン