ノエル・ギャラガー、33億円でもオアシス再結成を拒否
ノエル・ギャラガーが、2,000万ポンド(約33億4,000万円)のギャラを提示されながらもオアシス再結成を拒否したとMirror Onlineが報じた。2014年はオアシスのデビューアルバム「Oasis / オアシス」(原題:Definitely Maybe)の発表から20年という記念の年で、ポール・ウェラーとハッピー・マンデーズがゲストで出演するオアシス再結成ワールドツアーが企画されていたという。(1ポンド167円計算)
オアシスは2009年8月に解散しており、その原因としてノエルと弟リアム・ギャラガーの不仲が挙げられている。ノエルに近い関係者は「見込みはあったのですが、簡単に言うと、ノエルが『やりたくない』ということで、オアシスの再結成はなくなりました。2,000万ポンドのギャラでも拒否しました。お金の問題じゃないんです」とコメント。
一方でリアムは隠し子騒動やそれに伴う妻との離婚でお金が必要なため、再結成に乗り気だったといい、両者の代理人が再結成の実現に向けて尽力したものの、結局合意には達しなかったという。同関係者は「本当に残念です。ノエルはファンがどれだけ再結成を望んでいるかは知っていますが、それに時間を割きたいとは思わないのです。彼は今のままで十分満足していますから」と続けている。
オアシス解散後、ノエルは2011年にソロプロジェクトを始動。来年はセカンドアルバムのレコーディングに入るといわれている。リアムは元オアシスのメンバーと共にビーディ・アイを結成、来年2月からはヨーロッパツアーをスタートさせる。(編集部・市川遥)