モー娘。10期メンバー、改名に決意新た「歴史がなくなるわけじゃない」
人気アイドルグループ、モーニング娘。の10期メンバー4人によるカレンダーブック「モーニング娘。天気組BOOK」（ワニブックス）の発売記念握手会イベントが17日、都内書店で行われ、出席した飯窪春菜、石田亜佑美、佐藤優樹、工藤遥が、先日発表されたグループ名の表記変更に対する思いを明かした。
同グループは、来年1月1日から表記が「モーニング娘。'14」（もーにんぐむすめ わんふぉー）に変更されることが発表されたばかり。メンバーたちは、発表の2日前に改名を知らされたといい、四人とも「最初は複雑でした」と戸惑いがあったことを告白。しかし佐藤は「名前が変わっても歴史がなくなるわけじゃない」と語ると「わたしたち10人は変わらないし、むしろ進化って意味で変わっていかなくちゃいけないので、名前の流れに乗って進化していきたいです」と力強く答えた。
一方で2013年については、飯窪が「オリコン週間チャート3連続1位もありましたし、第2のスタートラインに立てたかな」と語るなど充実した1年だった様子。「第64回NHK紅白歌合戦」の出場を逃したことについても「正直悔しい」と心境を告白しつつ「周りの人に支えられているのを感じたので、2014年は紅白を目指して頑張りたいです」と決意表明。石田も「ファンの方も一緒に悔しいと思ってくださっていた。落選という結果を受けて、改めてファンがたくさんいるというに気づかされました。これからもまだまだ行けるぞって感じで頑張っていきたいです」と意気込みを口にした。
カレンダーブックについては、工藤が「ものすごいものができました。1年の成長ぶりや集大成がぎゅぎゅっと詰まった1冊になっています」と語れば、飯窪も4人が写ったページを指して小説の「若草物語っぽい」と紹介。さらに「夏と秋との写真で、顔つきも大人っぽくなっていたりと変化も見られます」と出来栄えに自信をのぞかせていた。（取材・文：県田勢）
「モーニング娘。天気組BOOK」は発売中 税込み価格2,000円（ワニブックス刊）