『それでも夜は明ける』ブラピメインのイタリア版ポスターに回収命令
数々の賞にノミネートされている話題作『それでも夜は明ける』のイタリア版ポスターが、内容を無視したものになっており、本国が回収を要求している。Varietyなど複数の媒体が伝えている。
問題になっているポスターはイタリアの配給会社BIM DISTRIBUZIONEが、マーケティング会社Fanatical About Cinemaと共に製作したもの。脇役であるブラッド・ピットが中央に堂々と描かれ、対して主役のキウェテル・イジョフォーが隅に配されており、まるでブラピが主人公ではないかと勘違いしてしまいそうなものになっている。同様にマイケル・ファスベンダーがメインに描かれたものも製作されている。
本作の海外配給を担当しているライオンズゲートは、「このポスターは無許可で作られたものであり、誰も認めていない」と述べ、すぐに回収するように要求しているとのこと。
映画『それでも夜は明ける』は、奴隷制度がはびこるニューヨークを舞台に描かれる人間ドラマで、来年3月7日に日本公開予定。(山口浩太)