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主人公なのに壮絶死!?「ゲーム・オブ・スローンズ」の弱肉強食がハンパない!

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王座を取るためなら何でもアリ!?
王座を取るためなら何でもアリ!? - (C)2013 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

 第一章(シーズン1)でメインキャラが死ぬという「ゲーム・オブ・スローンズ」のあり得ない展開が、海外ドラマファンに大きな衝撃を与えている。七つの王国で構成された架空の大陸ウェスタロスを舞台に、各王家が覇権をめぐって熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げるスペクタクル巨編「ゲーム・オブ・スローンズ」。テレビドラマの常識を覆す壮大なスケールの映像と物語はすでに世界中でブームとなっており、今年の夏より順次DVD&ブルーレイが発売されている日本でも話題を集めつつある。

 その大きな見どころの一つが、弱肉強食の権力争いを余すところなく描写したすさまじい群像劇だ。陰謀と策略の渦巻く中世ヨーロッパを彷彿(ほうふつ)させる世界観が特徴の本作だが、背筋の凍るような血生臭い人間ドラマはその真骨頂。それぞれの王家の命運を懸けた争いに善悪などは一切関係がなく、もちろん幼い子どもにだって情け容赦ない。現実の歴史が物語るのと同様に、勝ち残って権力をつかんだ者こそが正義なのだ。

 しかも、七つの王国がひしめき合っているという設定ゆえに、主役クラスのキャラクターも多数登場。ウェスタロスの平和と安定を願うエダード・スターク(ショーン・ビーン)や没落した自国の再興をもくろむデナーリスエミリア・クラーク)、息子を最高権力の座に就けようとするサーセイ(レナ・ヘディ)などなど、それぞれの人物がそれぞれの大義名分を背負い、状況に応じて同盟や対立を繰り返していく。

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 裏切りやぬれぎぬ、暗殺などサバイバルの手段は文字通りなんでもアリ。第一章では重要な主人公の一人が壮絶な最期を遂げるという驚愕(きょうがく)の番狂わせもあり、いったい誰が次に勝ち進むのか全く先が読めない。人間の権力欲や生存本能の恐ろしさ、たくましさをこれほど赤裸々に描いたドラマは、おそらくこれまでなかったのではないだろうか。アメリカではシリーズ最高視聴者数を記録した第三章も終了し、2014年には第四章の放送も決定している「ゲーム・オブ・スローンズ」。果たしてあなたのお気に入りキャラは生き残れるのか!? 今後の展開がますます楽しみになっていきそうだ。(なかざわひでゆき)

「ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突」ブルーレイ&DVDはワーナー・ホーム・ビデオより発売中&レンタル中
DVD コンプリート・ボックス(6枚組)9,800円(税込み)、ブルーレイコンプリート・ボックス(6枚組)1万1,800円(税込み)

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