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内容無視の『それでも夜は明ける』イタリア版ポスターがついに回収 現地配給会社が謝罪

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ブラッド・ピットとキウェテル・イジョフォー
ブラッド・ピットとキウェテル・イジョフォー - (左)Jason LaVeris / FilmMagic / Getty Images(右)Kevin Winter / Getty Images

 オスカー最有力候補として話題の新作『それでも夜は明ける』のイタリア版ポスターに、脇役のブラッド・ピットがまるで主役であるかのように描かれていた件で、製作した現地の配給会社が謝罪したようだ。Deadline.comが報じている。

映画『それでも夜は明ける』場面写真

 イタリアの配給会社BIM DISTRIBUZIONEが製作したポスターは、ブラッドとマイケル・ファスベンダーが中央に堂々と描かれ、対して主役のキウェテル・イジョフォーが隅に配されており、主人公を勘違いしてしまいそうなものになっていた。

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 本国のライオンズゲートはこれを無許可のものであるとして回収するよう命令していたが、今回、BIM DISTRIBUZIONEは公式に謝罪したようだ。「不適切な宣伝素材は全て回収しました。作品を尊重すると共に、このような事態を招いてしまった行為を後悔しています」と声明を出している。

 映画『それでも夜は明ける』は、奴隷制度がはびこっていたアメリカを舞台に、農場主エップス(マイケル・ファスベンダー)に奴隷として売られてしまった黒人ソロモン(キウェテル・イジョフォー)が自由を獲得していくまでの12年間を、実話を基に描く。日本公開は来年3月7日から。(山口浩太)

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