新たな『アベンジャーズ』の始まり?終わり?『マイティ・ソー』続編、本編クリップ映像が公開!
「アベンジャーズ」プロジェクト最新作の映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』より、ソーとロキという二人の義兄弟にフィーチャーした本編クリップ映像が公開された。本作では、これまで反目し合っていた義兄弟が手を組むことが示唆されているが、今回公開されたのは、その中でも特に重要なシーンだ。
本作は『アベンジャーズ』から1年後を舞台に、愛するジェーンと世界を救おうとするソーの戦いを描いたアクションアドベンチャー。今回の映像は、宇宙滅亡の鍵となる力をジェーンがその身に宿してしまったという絶望的な状況の中、ソーが故郷アスガルドに幽閉されているロキに助けを求めに行くという場面だ。
兄の予想外の行動に対して「わたしを信じるのか?」とほほ笑みながら尋ねるロキ、そしてそれに対して「裏切れば殺す」と冷たく言い放つソーという対比が最大の見どころ。最後には「いつやる?」と協力の意志を見せるロキの姿も、仇敵(きゅうてき)同士が手を組むという黄金パターンをほうふつさせるだけに、この手の展開が好きな人にはたまらないはずだ。
この二人が手を組むというのは新たな『アベンジャーズ』の幕開けなのか? とも思わせるが、2015年公開の『アベンジャーズ』続編のメガホンを取るジョス・ウェドンは続編にロキが登場しないことを明かしており、本作が二人の関係に一区切りをつける作品になるという予想もファンの間では飛び交っている。ロキ役のトム・ヒドルストンは「アベンジャーズ」シリーズで一躍ブレイクしただけに、その運命を早くその目で見届けたいというファンは多いはずだ。
映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は、2011年公開の映画『マイティ・ソー』に続くシリーズ最新作。クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、アンソニー・ホプキンスといった主要キャストは続投。監督は、テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のアラン・テイラーが務める。(編集部・福田麗)
映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は2014年2月1日より全国公開