美少女クロエ・モレッツ、10歳の頃の出演作!“早熟”な魅力たっぷりの映像が公開
映画『キック・アス』で一躍美少女スターとしてブレイクを果たしたクロエ・グレース・モレッツが10歳のときに出演した映画『早熟のアイオワ』の予告編映像が公開された。16歳になったクロエとはまた少し違う、まだあどけなさの残る魅力に日本のファンもノックアウトされてしまうはずだ。
同作は、『プリティ・リーグ』などで知られる女優のロリ・ペティがメガホンを取り、後に『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞を受賞することになるジェニファー・ローレンスが主演を務めたドラマ作品。1976年を舞台に、ドラッグ中毒の売春婦を母に持つ三姉妹の長女が、過酷な環境の中で生きようとする姿を描く。
舞台となっている時代こそ30年以上前ではあるものの、そこで描かれるのはダメな家族に縛られる少女の苦悩であり、そうした状況は現代でも決してこの地上から拭い去られたわけではない。社会的に重いテーマを扱った作品で、当時まだ10代でありながら見事に主演を務め上げたジェニファーの熱演は全ての映画ファンを驚かせるだろう。
そんな重苦しい雰囲気が立ち込めている同作、ジェニファー演じる主人公、そして観客にとっての清涼剤になっているのは、クロエ演じる妹キャラ。あどけない表情で無邪気なことを口にするその姿は、まさに癒やしそのもの。予告編でもその魅力をたっぷり振りまいている。
予告編の最後に流れるのは、ダイアナ・ロスの「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」。主人公たちの置かれた状況に似合わずアップテンポな曲調、そして「高すぎる山なんてない」という歌詞と現実とのギャップが大きいからこそ、胸に残る映像となっている。(編集部・福田麗)
映画『早熟のアイオワ』は2014年2月22日より、新宿シネマカリテ、シネ・リーブル梅田ほか全国順次公開