たかじんさん死去、芸能界から続々と追悼の声

　歌手・タレントのやしきたかじんさんが亡くなったことを受け、親交のあった志村けんや小室哲哉をはじめ、芸能界から続々と追悼の声が寄せられている。

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　「ショック」と題しブログを更新した志村は、「凄い私のファンで 大阪の番組呼んでもらい 何軒も飲んで頂きました」とたかじんさんとの思い出を振り返り、「カラオケも行き気楽に歌ってファンサービス　優しい 周りに気を使う」とたかじんさんの人柄をしのんだ。

　また、たかじんさん生前最後のシングルとなった「その時の空」（作詞：秋元康）を作曲した小室は、ツイッターで「あと、ちょっとだったのに。新曲も秋元さんとの作詞、作曲であとは歌入れだけだったのに」とたかじんさんの新曲を制作していたことを告白。「短いけれど濃いお付き合いでした。残念です」と心境をつづった。

　女優・タレントの国生さゆりはブログで、「大阪で初めてたかじんさんの番組に出演させていただいた折　緊張して言葉足らずの私のコメントを優しく引き取ってくださり話を広げてくださいました」とたかじんさんの優しい人柄を明かし、「もうお会い出来ないなんて残念でなりません。たかじんさん　ありがとうございました」と感謝。元宮崎県知事の東国原英夫も「余りに突然で信じられない！ あり得ない。若すぎる。この20年余り、本当にお世話になった。心から、ご冥福をお祈り致します」とツイートした。

　たかじんさんは、2012年1月に食道がんと診断されるも、1年2か月の療養期間を経て番組に復帰。その後、再び体調不良を訴え休養していたが、今月3日に享年64歳で帰らぬ人となった。志村、小室、国生、東国原のほかにも、堀江貴文、はるな愛、杉田かおる、TKOの木本武宏ら多くの著名人たちが、ツイッターやブログでたかじんさんの死を悼んでいる。（編集部・中山雄一朗）