ディカプリオ、英国アカデミー賞ノミネートに歓喜「本当に光栄」
映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のレオナルド・ディカプリオが、アカデミー賞の行方を占うとされる第67回英国アカデミー賞(BAFTA)の主演男優賞にノミネートされた。レオナルドが同賞にノミネートされるのは『ディパーテッド』以来7年ぶりで、現地時間8日にノミネーションが発表されるとすぐさま「英国アカデミー賞にノミネートされ、本当に光栄に思います」とコメントを寄せるなど大喜びの様子。アカデミー賞のノミネーション発表を1月16日に控え、幸先のいい結果となった。
レオナルドは、これまで『アビエイター』と『ディパーテッド』で2度同賞にノミネートされるも受賞はなし。今回の主演男優賞には『アメリカン・ハッスル』のクリスチャン・ベイル、『それでも夜は明ける』のキウェテル・イジョフォー、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』のブルース・ダーン、『キャプテン・フィリップス』のトム・ハンクスという強敵がノミネートされているが、レオナルドが悲願の初受賞となるのか期待がかかる。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、巧みな話術で億万長者にまで上り詰めるも、最後には証券詐欺で逮捕された株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの破天荒すぎる実話を基にした娯楽作。同作は、主演男優賞に加え、監督賞、脚色賞、編集賞の4部門でノミネートされており、レオナルドは「今回のノミネートは、素晴らしいキャストとクルー、そして偉大なマーティン・スコセッシ監督の決意が反映されたものだと思います」と続けている。授賞式は2月16日に行われる。(編集部・市川遥)
映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は2014年1月31日より新宿ピカデリーほかにて全国公開