1960年代に全米を震撼させた「ボストン絞殺魔事件」の監督候補にマーク・ロマネク!
![監督候補のマーク・ロマネク](https://img.cinematoday.jp/a/D-m39gBsi7h-/_size_640x/_v_1389462365/main.jpg)
1960年代に全米を震撼(しんかん)させた連続殺人事件「ボストン絞殺魔事件」を扱った映画『ボストン・ストラングラー(原題) / Boston Strangler』の監督候補としてマーク・ロマネクが交渉に入ったとVarietyが報じた。
これは、映画『一枚のめぐり逢い』、『L.A. ギャング ストーリー』を手掛けたケヴィン・マコーミックの制作会社ラングリー・パーク・プロダクションズがワーナー・ブラザースのもと企画している作品で、脚本はチャック・マクリーンが執筆し、主演に映画『キラー・インサイド・ミー』のケイシー・アフレックが挑戦することになっている。そしてこのたび、映画『ストーカー』、『わたしを離さないで』のマーク・ロマネクが監督交渉に入ったようだ。
「ボストン絞殺魔事件」は、犯人アルバート・デサルヴォが、被害者の首を絞めたひもをちょう結びにし、性器を露出させるという異常を極めたもので、犯人は自白したものの、物証がなく別件で裁判にかけられ、刑務所の中で刺殺されていた。
マーク・ロマネクは、人の心の闇を描いた映画でこれまで手腕を見せてきた監督で、映画『セブン』、『ゾディアック』のような映画になると思われる。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)