「ウォーキング・デッド」リック&ダリルが来日!監督が安倍首相にゾンビ役オファー?
海外ドラマ「ウォーキング・デッド」に出演するノーマン・リーダスとアンドリュー・リンカーンが来日を果たし、16日にスペースFS汐留で行われた記者会見に出席した。この日は、本作の特殊メイクを手掛けるグレゴリー・ニコテロも登壇した。
ゾンビがはびこるアメリカを舞台に、生存者たちが安住の地をもとめてさまよう姿を描く本作。主人公の保安官リックにふんするアンドリューは今回が初来日となり「日本は初めてなんだけど、全てが気に入っているよ。日本人のファッションコーディネートも素晴らしいし、ショッピングでやってくれるラッピングも最高だね」とゴキゲン。
一方、ダリル役のノーマンは、昨年12月以来、およそ1か月ぶりの来日。「昔、千葉に住んでいたので日本には親近感があるんだ。僕は17歳のときに富士山に登ったんだけど、山頂で不機嫌そうにチョコレートドーナツを食べている写真を母が撮ってくれたことがあったな」と日本の思い出を振り返った。
ドラマ同様、プライベートでも深い絆で結ばれているというノーマンとアンドリュー。「画面上で仲の良い者同士を演じるためには、カメラの外でも仲が良いとやりやすいんだ。こんなクールなやつと一緒に仕事ができてうれしいよ」とアンドリューが切り出すと、ノーマンも「アンドリューはアメリカンフットボールでいうとクオーターバック、つまりスタープレーヤーだ。彼はセットに最初に現れて、最後に出ていくくらいに仕事熱心。僕らに対しても、時にやりすぎなくらいに手を差し伸べてくれる。もし彼がバットマンなら、僕は喜んでロビンになるよ」と二人の関係をアメコミヒーローに例えるなど、仲の良さを見せつけた。
全米ケーブルテレビ史上最高視聴率を記録し、世界的にも人気を集める本作。海外ドラマ好きの安倍晋三首相もファンであることを公言しており、本作の監督も務めるグレゴリーは「安倍首相もファンだと聞いたんだけど、特殊メイクをしてドラマに出てくれないかな」とラブコール(!?)を送っていた。(取材・文:壬生智裕)
海外ドラマ「ウォーキング・デッド(シーズン4)」後半(第9話以降)は3月2日夜11時よりFOXチャンネルにて放送予定