ウディ・アレン新作は南仏が舞台 ソニー・ピクチャーズ・クラシックに配給決定
映画『アニー・ホール』『マンハッタン』などの数々の名作を手掛けてきたウディ・アレン監督の新作『マジック・イン・ザ・ムーンライト(原題) / Magic in the Moonlight』の配給が、ソニー・ピクチャーズ・クラシックに決定したとVarietyほか複数のメディアが報じた。
本作は長年、アレン監督の作品を手掛けてきた実の妹レッティ・アロンソンが、スティーヴン・テネンバウムとエドワード・ワルソンと共に製作する作品。撮影監督は映画『ミッドナイト・イン・パリ』のダリウス・コンジ、プロダクション・デザインはアン・シーベルが担当している。
キャストには、コリン・ファース、エマ・ストーン、マーシャ・ゲイ・ハーデンらが出演し、そのストーリーは、ジャズが盛んな1920年代の南フランスを舞台にした作品になっているようだ。
近年、ソニー・ピクチャーズ・クラシックはアレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』の配給で、国内で5,600万ドル(約56億円)、これから日本公開予定の映画『ブルージャスミン』では、すでに3,300万ドル(約33億円)を稼ぎ出し、低予算のウディ・アレン作品の中では成功を収めていて、お互い相性がよいようだ。(1ドル100円計算) (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)