リチャード・プライヤーの伝記映画は、『プレシャス』のリー・ダニエルズが監督か?
伝説のコメディアン、リチャード・プライヤーさんのタイトル未定の伝記映画で、映画『プレシャス』のリー・ダニエルズが監督交渉をしていることが、The Hollywood Reporterで報じられた。
ダニエルズがメガホンを取った新作『大統領の執事の涙』場面写真
本作は、2005年にリチャードさんが亡くなって以降、長年企画されてきた作品で、一時期アダム・サンドラー、フォレスト・ウィテカーらがプロデューサーとして製作しようとしたがかなわず、2010年にも映画『ドリームガールズ』のビル・コンドンが監督に挑戦しようとしたが製作されなかった。
だが、先日ワインスタン・カンパニーが製作に携わり、同会社が『プレシャス』『大統領の執事の涙』などでメガホンを取ったリー・ダニエルズとの監督交渉に入ったようだ。さらに、主演候補には、映画『ペントハウス』のエディ・マーフィ、映画『フルートベール駅で』で注目されたマイケル・B・ジョーダン、映画『モー・マネー』のマーロン・ウェイアンズらが挙がっている。
今のところ、リチャードさんの妻ジェニファー・プライヤーも同作に関わることが決定しており、著作権での問題はなさそうだ。今度こそ、製作が進められるのだろうか?(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)