マシュー・マコノヒー、仕事を断れるのは名誉
映画『ダラス・バイヤーズクラブ』でゴールデン・グローブ賞男優賞(ドラマ部門)を受賞したマシュー・マコノヒーが、仕事を選べる立場にあることを名誉に感じると語った。
マシュー・マコノヒー出演映画『MUD -マッド-』写真ギャラリー
44歳のマシューは、自分のキャリアがロマンティック・コメディーやアクション映画から称賛の高い映画へと移っていくのを見守ってきたが、そうなれたのは、いい作品を見つけるまで働かずにいられたおかげだという。
「僕にとって有利だったのは、ある程度の貯金があったこと。『これまで受けていたような仕事を断ろう』と決めても、家賃は払えるし、子どもたちをちゃんと食べさせることもできる。あの時期にそう決められたことは本当に名誉だった。第1子が生まれてくることがわかった頃で、しばらくは仕事を断ると決めたんだ。妻にも仕事のない時期がいつまで続くかわからないと言っておいた。事実、1年半から2年ほど仕事は無くなったよ」とマシューはAccess Hollywoodに語っている。
数々の仕事を断ったマシューだが、その判断を後悔したことはないとのこと。「僕が『タイタニック』を断ったとのうわさがあったけど、あれは間違いだ。なぜジェームズ・キャメロン監督がそう言ったのかはわからないけど、正式なオファーをもらったことはなかった」と付け加えた。
ロマコメやアクション映画から路線を変更したものの、それまでの作品に不満があったわけではないという。「僕は自分のキャリアに満足し、楽しんでいた。ロマンティック・コメディー、アクション・コメディー、アクション映画も楽しかったよ。ただ、自分のキャリアを揺さぶって、自分が興奮できるものへと進化させたかったんだ。40歳になったからかもしれない。家族を持ったからかもしれない。それらすべてが要因になったと思うよ」と語っている。(BANG Media International)