ジョニー・デップが一度は降板したギャング映画に出演再浮上、監督はスコット・クーパーか?
ジョニー・デップが一度は降板した話題の新作『ブラック・マス(原題) / Black Mass』で、スコット・クーパーが監督に向けて交渉に入ったことで、ジョニー出演の可能性が再燃していることがDeadlineでや複数のメディアで報じられた。
ジョニー・デップ主演映画『パブリック・エネミーズ』写真ギャラリー
本作は、クロス・クリーク・ピクチャーズと映画『エンド・オブ・ウォッチ』のナイジェル・シンクレアとガイ・イーストの製作会社エクスクルーシヴ・メディアが、ユニバーサル・ピクチャーズのもと企画している作品。アメリカのボストンを拠点にしていた実在のギャング、ホワイティー・バルガーを題材にしている。
昨年5月に、主演予定だったジョニー・デップが、本作のプロデューサーが製作費の削減により、ジョニーの出演料を2,000万ドル(約20億円)から1,000万ドル(約10億円)に下げたことで、降板に至っていた。さらに一時期映画『レインマン』『バグジー』のバリー・レヴィンソンがメガホンを取る予定だったが彼も降板。(1ドル100円計算)
だがこのたび、映画『クレイジー・ハート』で注目を浴びたスコット・クーパーとの監督交渉に入ったことで、ジョニー・デップが主演候補に再浮上したようだ。
ホワイティー・バルガーは、これまで映画『ディパーテッド』でジャック・ニコルソンが演じたフランク役や、映画『ザ・タウン』でピート・ポスルスウェイトが演じたファーギー役のベースになった人物。はたしてスコット・クーパーがメガホンを取ることで、ジョニー・デップの出演の可能性はあるのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)