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西島秀俊、タモリの人間性に興味津々

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会見に出席した西島秀俊、真木よう子
会見に出席した西島秀俊、真木よう子

 俳優の西島秀俊が20日、都内で行われた主演映画『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』の公開記念記者会見に出席した。記憶の上書きがキーワードの作品内容にちなみ「もしも記憶を上書きされるなら誰の記憶を上書きされたい?」と質問が飛ぶと、西島は「タモリさん」と回答。「数時間前にお会いしたら本当にすてきな方で、でも底知れない方だなと印象を受けたので」とタモリの人間性の深さに興味津々だった。

西島秀俊がタモリに!? 会見フォトギャラリー

 同作は司城志朗の小説「ゲノムハザード」を『美しき野』のキム・ソンス監督が映画化したサスペンス・アクション。何者かに記憶を上書きされ、別の人生を歩んでいたことに気付く天才科学者(西島)が、警察と名乗る男たちに追われながら命懸けで真実を追う姿を描く。

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 会見には共演の真木よう子伊武雅刀、キム監督も出席。劇中で西島は自らハンドルを握ったカーチェイスやガラスの屋根の上を滑り落ちるシーンなどのアクションに挑戦しているが、これは自ら志願したといい、西島は「実際に危ないアクションを自分でやらないと、観ているお客さまもドキドキしないんじゃないかと思いました。怖いなと思いましたが、結果的にすごいカットが撮れたので満足しています」と充実感たっぷり。

 文字通り体を張ってアクションに臨んだが「実際この映画で僕自身がいろんなことに追い立てられて切羽詰まっているけど、僕の中でリアルに起きた感情がフィルムに残っていると思います」と心身共に役になりきったという。西島演じる科学者の妻をかたる謎の女性を演じた真木も「(現場で)パッと西島さんを見ると、アクションの練習をしている姿しか見ていなくて、(撮影中は)頑張ってくださいと思っていました」と熱気の伝わる現場の一コマを振り返った。

 また、今後挑戦してみたいハードなアクションを聞かれると、西島は「列車の上に乗って、トンネルとかを避けながら戦ってみたい」と目を輝かせ、「ぜひ誰か企画を持っていらっしる方は声を掛けていただければ、全力でやらせていただきます」と呼び掛けていた。(中村好伸)

映画『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』は1月24日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開

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