水川あさみ、体調不良で主演映画初日あいさつを欠席
女優の水川あさみが18日、体調不良のため、主演映画『バイロケーション』の初日舞台あいさつを欠席した。直前まで出席したがっていたという水川はメッセージを寄せ、「初日でありながら皆さんの前で直接あいさつすることができず申し訳ありません。一人二役を演じ、自分にとっても大きなチャレンジとなった作品。今日という日をスタッフ・キャストの皆さんと迎えられず、本当にお詫び申し上げます」と謝罪した。
舞台あいさつには共演の千賀健永(Kis-My-Ft2)、高田翔(ジャニーズJr.)、滝藤賢一、酒井若菜、浅利陽介、豊原功補、安里麻里監督が登壇し、千賀と高田のジャニーズコンビが軽快なトークなどで盛り上げた。
千賀は「初の映画でプレッシャーや緊張がたくさんありましたが、後輩も出ているのでそういうところは見せられないなと思って頑張りました。無事初日を迎えられてうれしい」とコメント。撮影については「アクションは怖かった。ワイヤーアクションで高いところから落ちるシーンとか、高いところが苦手で、本当にきつかった」と感想を述べ、高田も「初めてのホラー映画。撮影現場もさぞ怖いのかと思っていたら、個性豊かな方がたくさんいて楽しんで撮影できた」とあいさつ。
ジャニーズ同士の共演については、高田が「ご飯を一緒に食べに行ったりした。AB型同士で話もすごく合った。よくLINEとかするんですけど、撮影中もまめに連絡とってました」と話し、千賀も「役者としては高田のほうが先輩。後輩だけど勉強させてもらう点も多かった」と振り返っていた。
本作は法条遥による第17回日本ホラー小説大賞長編賞受賞小説の映画化作品。画家になるため奮闘する若い主婦がもう一人の自分に遭遇し、その存在によって命の危険にさらされる姿を描く。別のエンディングで描くもう一つの物語『バイロケーション 裏』も2月1日より公開される予定で、さらにイタリアで開催される第16回ウディネ・ファーイースト映画祭への出品も決定している。(取材・文 名鹿祥史)
映画『バイロケーション』は全国公開中