長谷川博己、ハリウッド映画予告編でナレーターを担当!“許されない愛”を描いたドラマ
俳優の長谷川博己がナレーションを担当した、ケイト・ウィンスレット主演の映画『とらわれて夏』の予告編が公開された。「優しくて繊細な語り口が、映画のイメージにピッタリだ」との理由で長谷川に白羽の矢が立ったといい、長谷川自身も同作のジェイソン・ライトマン監督の大ファンだったことから、今回のタッグが実現したという。
同作は『マイレージ、マイライフ』『JUNO/ジュノ』のジェイソン・ライトマン監督が、ジョイス・メイナードの小説を映画化したラブストーリー。逃亡犯の男性フランク(ジョシュ・ブローリン)と、彼をかくまうことになったシングルマザーのアデル(ケイト・ウィンスレット)が徐々に惹(ひ)かれ合っていくさまを描く。
このたび公開された予告編は、アデルの息子であるヘンリーの視点で語られる。「父は母と僕を捨てた。愛を失ったショックで、深く傷ついた母を、僕は見守るしかなかった。僕らの前に現れた優しい脱獄犯。いつしか母は愛を、彼は人生を取り戻そうとしていた」という13歳の少年の心情に沿ったナレーションを担当した長谷川は、自分から何度もリテイクを申し出て、納得できるまで収録を繰り返したという。そのかいあって、配給会社のパラマウント ピクチャーズが目指した“許されない愛に直面した母を見つめる息子目線で語られる予告編”に仕上がった。
「この愛は、罪ですか?」というキャッチコピーが示す通り、許されない愛を描いた本作。その濃厚なドラマ、そしてライトマン監督の手腕には長谷川も「好きです、ライトマン監督。今回も魅せてもらった。メロだねぇ、泣けた! そりゃあ名だたる俳優が出たがるわけだ!」と絶賛を寄せている。(編集部・福田麗)
映画『とらわれて夏』はゴールデンウイーク、TOHOシネマズシャンテほか全国公開