ジョン・カビラ&夏目三久、アカデミー賞の行方を占う
第86回アカデミー賞
23日、WOWOWの特別番組「ノミネーション徹底紹介! 第86回アカデミー賞」で案内役を務めるジョン・カビラと夏目三久が収録前に取材に応じ、三つどもえといわれているアカデミー賞作品賞の行方を占った。
今回、最多10部門にノミネートされているのは『ゼロ・グラビティ』と『アメリカン・ハッスル』。そして9部門ノミネートの『それでも夜は明ける』がそれに続く。映画ファンの熱い視線を集めるこの3作品に、カビラは「よく言うWILL(受賞するだろう)とSHOULD(受賞するべき)で言うと、WILLは『それでも夜は明ける』。でも、(SHOULDなら)『ゼロ・グラビティ』はここまで映画で表現できるんだという、『アバター』とはまた違った金字塔的な作品ですね」と甲乙付け難いという。
さらに、日本でも今月末に公開される『アメリカン・ハッスル』について、カビラが「個人的には好きです。あの時代のアメリカをちょっと経験している身としてはたまらないです」と共感を寄せると、夏目も「ファッションがいいですよね」と目を輝かせて同意。夏目はこの3作品を比べ、「どうしよう」と悩ましい表情を浮かべながらも、「女性ですから、『ゼロ・グラビティ』のサンドラ・ブロックには憧れました」と感想を口にした。
一方、気になる役者について夏目は、主演女優賞にノミネートされている『あなたを抱きしめる日まで』のジュディ・デンチや『8月の家族たち』のメリル・ストリープ、助演女優賞にノミネートされている『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』のジューン・スキッブらベテラン陣の名前を挙げ、「年を重ねるごとにチャーミングになれることには憧れます。そういう方々に(賞を)取ってもらえると、まだまだ頑張れると背中を押されます」と期待を寄せていた。(中村好伸)
「ノミネーション徹底紹介! 第86回アカデミー賞」は2月2日(日)午後4時30分よりWOWOWプライムにて放送
第86回アカデミー賞授賞式は、3月3日(月)午前9時よりWOWOWプライムにて生中継 (夜9時よりリピート放送)