夏目三久、『映画ドラえもん』で本格声優デビュー!悪役には小栗旬
フリーアナウンサーの夏目三久が、『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』のヒロインであるスピアナ姫役で本格声優デビューを飾ることがわかった。夏目は日テレ時代に『それいけ!アンパンマン 妖精リンリンのひみつ』のゲスト声優を務めたことがあるが、本格的な演技はこれが初めて。アフレコを終えた夏目は「大変でした。予定を超えるほど時間がかかってしまったのですけれども、いい経験をさせていただきました」と充実感をうかがわせた。
『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』フォトギャラリー
本作は傑作『ドラえもん のび太の大魔境』(1982)を新たによみがえらせた作品。ドラえもんやのび太たちが、偶然出会った犬のペコと地球最後の秘境を大冒険する物語だ。夏目が演じるスピアナ姫は、とらわれの身になった犬の王国「バウワンコ王国」の姫で、王子(ペコ)の帰りを信じて待ち続けているという役どころとなる。
夏目は自身の役柄について「若くして一人で王国を背負う運命になってしまいますが、大切な人を待ち続ける強さ、しなやかさを持つりんとした女性だと感じました」とコメント。テレビ朝日の川北桃子チーフプロデューサーは「夏目さん演じるスピアナ姫は、さらに優しさが加わり、夏目さんの魅力が詰まった役どころになったと思います。声優という形ではありますが、本格的な演技に挑戦した夏目さん。熱演にぜひご注目いただきたいです」と太鼓判を押した。
また、王子(ペコ)を「バウワンコ王国」から追いやり、王国を取り戻しにきたドラえもんたちを追い詰める悪役・サベール役には小栗旬が決定。『映画ドラえもん』の大ファンで、中でも『ドラえもん のび太の大魔境』(1982)が一番好きな作品だという小栗は「今回も以前のようなカメオの甘栗旬役(注:2011年のレギュラーアニメ放送と2012年公開の劇場版に出演)かと思っていたら、実際のキャラクターのサベール役を頂けて本当にうれしいです」と喜びをあらわにしている。
このほか、「バウワンコ王国」の兵士バーナードとブルテリをお笑いコンビCOWCOWが演じるほか、アイドルグループKis-My-Ft2が主題歌を担当することも発表されている。(編集部・市川遥)
『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』は3月8日より全国公開