ビル・マーレイ、『ガーフィールド』をコーエン兄弟の作品と勘違いして出演
映画『ガーフィールド』との出演契約を結んだ際、ビル・マーレイは同作の脚本家ジョエル・コーエンが、映画『ファーゴ』の監督/脚本を担当したコーエン兄弟の一人だと思っていたことを明かした。
『ガーフィールド』の脚本家ジョエル・コーエンの名字のつづりはCohen。映画『ノーカントリー』でアカデミー賞監督賞、脚色賞を受賞したジョエル・コーエンはCoenと書き、hがないのだ。
Reddit.comで行われたファンとのQ&Aセッションでビルは、脚本家の名前を見てすぐに『ガーフィールド』への出演を決め、台本を読まなかったことを告白。ガーフィールドの声にアテレコをする時のセリフのひどさで初めて自分のミスに気付いたという。
ビルは乗り気ではなかったかもしれないが、『ガーフィールド』は大ヒットし、世界興行収入は2億ドル(約200億円)を突破している。続編との抱き合わせ契約だったため、不満を抱えたままビルは『ガーフィールド2』にも出演。W.E.N.N.によると、こちらは劇場公開されることなくビデオで販売されたそうだ。(1ドル100円計算)(澤田理沙)