『猿の惑星』新作、今秋公開!進化した猿と人類の攻防を描く
その衝撃的なラストで知られるSF映画『猿の惑星』シリーズの最新作『猿の惑星:新世紀(ライジング)』の日本公開が今年秋に決定し、最新映像が公開された。
同作は『猿の惑星』シリーズの前日譚(たん)として、進化した猿たちの起源に迫った2011年の映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の続編。今回公開された映像では、前作の10年後となる2020年代のサンフランシスコを舞台に、進化した猿たちと生き残った人類の激化した戦いの前触れが描かれている。
監督を務めるのは『クローバーフィールド/HAKAISHA』のマット・リーヴス。前作に引き続いて『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役で知られるアンディ・サーキスがパフォーマンス・キャプチャーで主人公シーザーを演じるほか、ジェイソン・クラーク、ゲイリー・オールドマン、ケリー・ラッセルが出演する。
本作には前例のないスケールで屋外でのパフォーマンス・キャプチャーが採用され、ほぼ全てのシーンをバンクーバーやニューオーリンズで撮影。それらを基に撮影終了後、1年にわたってポストプロダクション作業が行われ、猿を演じた人間の俳優たちの姿がデジタル処理によって猿として生まれ変わるという、CG全盛の今だからこそできる作品となった。
映画史に残る傑作として記憶されている『猿の惑星』の“その前”を描いた前作は、全世界で4億8,000万ドル(約480億円・1ドル100円計算、配給調べ)を超える興行収入を記録。新たな『猿の惑星』シリーズとして最高のスタートを切った。あれから3年。再びスクリーンに戻ってきた猿たちの進化に観客は驚くに違いない。(編集部・福田麗)
映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』は今秋公開