団長安田、ポン・ジュノ監督に“土下座”で続編出演を懇願
安田大サーカスの団長安田が29日、角川シネマ有楽町で行われた映画『スノーピアサー』の公開直前プレミアイベントにタレントの森脇健児と共に登壇し、緊急来日したポン・ジュノ監督に“土下座”で続編出演を懇願した。
過酷な状況から抜け出すべく革命を起こす本作の主人公カーティスたちにちなんで、過酷な芸能界で奮闘するリーダーとしてイベントに呼ばれた森脇と団長安田。現在、再ブレイク中と話題の森脇は「富裕層や貧困層を描いたこの映画は、芸能界の縮図。20代は富裕層、30代は最下層、そして、今浮上しつつある僕は大きく気に入りました」と大プッシュ。一方、森脇を師匠とあがめる団長安田も「師匠はここに来て仕事がボーンと増えてきました。まさに(映画で革命を起こしてのし上がっていく)カーティス」と森脇の活躍ぶりをたたえた。
続編の可能性について問われたポン監督は、「わたしは続編を演出したいとは思わない」と後ろ向きだったが、なぜか「パート3が出たら演出してみたい」と発言。「それならぜひパート3に出演させてほしい」と熱望する森脇と団長安田は、ドラマ「半沢直樹」のモノマネで土下座したものの、同ドラマを観たことがないポン監督の心には届かなかったようだ。
本作は、地球温暖化を食い止めるために散布された人工冷却物質により、新たな氷河期を迎えた近未来を舞台に、列車「スノーピアサー」の中で生き残った数少ない人類の壮絶な戦いを描いたSF大作。ポン監督は「日本は鉄道マニアがたくさんいるので、映画をどんなふうに観てもらえるのかワクワクしています」と心境を語った。(取材・文:県田勢)
映画『スノーピアサー』は2月7日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開