最優秀監督賞は『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン!
第66回全米監督組合(DGA)賞が発表され、映画『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン監督が最優秀監督賞を手にした。
キュアロン監督は、昨年、映画『アルゴ』で同賞を受賞したベン・アフレックから賞を受けとり、宇宙から見た地球の映像を指してスピーチ。「宇宙からは、人間の経験という不思議な自然実験を見ることはできません。われわれ監督は、その経験を映画で解こうとしているのです。ありがたいことに、その経験は、映画監督が作り出す作品と同じくらい多種多様なものです」とコメントしている。
キャストのサンドラ・ブロックは、メキシコ出身のキュアロン監督のアクセントのきつさに撮影中は何を言っているのかわからなかったとジョークを飛ばすと、監督は「まったく、俳優は世界が自分を中心に回っていると思っている」とポツリ。これに対しサンドラは「何を言っているかわからないわ」と繰り返し、笑いを誘っていた。(澤田理沙)