日本の「子ども映画祭」が海外進出!ドイツ人声優が「母をたずねて三千里」など生吹き替え
日本最大の子どもたちの世界映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」が、第64回ベルリン国際映画祭中に在ドイツ日本国大使館で開催されることが決まった。東京・ベルリン交流20周年という記念の年に、日本が世界に誇る文化“アニメーション”をドイツの地で上映する。
ドイツの子どもたちやドイツ在住の日本の子どもたちはもとより、世界中の映画関係者に最新の日本文化をPRすることを目的とした今回の企画。「こまねこ はじめのいっぽ」など日本の最新アニメから、「母をたずねて三千里」「フランダースの犬」といった名作まで、ドイツ人声優がその場で吹き替える「ライブ・シネマ」というスタイルで上映するほか、アニメーションに関わるワークショップも同時開催する予定だ。
「キンダー・フィルム・フェスティバル」は、1992年のスタートから毎年8月に東京都調布市グリーンホールで開催されている映画祭。これが海外初進出となる。(編集部・市川遥)
「TOKYO Kinder Film Festival in Berlin」は現地時間2月9日、在ドイツ日本国大使館内で開催
第64回ベルリン国際映画祭は2月6日から16日まで開催