南野陽子、「スケバン」時代のヨーヨーと鉄仮面は自宅に所持 夫婦ゲンカは「ヨーヨーなくても勝てる」
タレントの南野陽子が29日、都内で行われたアクション映画『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』特別試写会に応援ゲストとして登場。かつて「スケバン刑事」シリーズで一世を風靡(ふうび)した南野は小道具のヨーヨーと鉄仮面を自宅に飾っているといい、「夫婦ゲンカでヨーヨーを使うことはあるか?」との質問に「使いません。ヨーヨーがなくても勝てます」と答え、不敵な笑みを浮かべた。
南野陽子がスケバンに戻る!?映画『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』イベント写真ギャラリー
2011年に一般男性と結婚した南野だが、「結婚してよかったという時間を過ごさせてもらっています」と夫婦生活が充実している様子を見せた。また「7のつく年にヨーヨーブームが来ると言われているので、2017年に向けてわたしもヨーヨーの練習を頑張ろうと思います」と意欲的だった。
出世作「スケバン刑事」シリーズでは、「デビューして間もなく、楽しむ余裕はなかったけど、火薬に飛び込むとか、高いところから飛び降りるとか、よく覚えています」と危険なアクションにも挑戦した南野。バイクに乗るシーンは「当時は免許を持っていなかったのでウソ子(スタント)でした」と明かした。また、「30年近くたつのにいまだに覚えてもらっていて、やってよかったなと思っています。ヨーヨー持ったり、鉄仮面かぶったり、いろいろ強烈だったんでしょうね」としみじみ話した。
この日はヒロインのヒット・ガールを演じるクロエ・グレース・モレッツが劇中で乗りこなすバイク・ドゥカティも披露された。クロエについて南野は「正義を信じて戦う姿が素敵だった」とコメントし、「わたし自身のアクションは『ん?』って感じでしたが、わたしが10代の頃にこの映画があったら、わたしも日本代表として(参加して)いい線いけたと思います。ヨーヨーが武器というのも斬新だしね」とほのかな対抗意識を燃やしていた。
本作は、美少女暗殺者を演じたクロエ・グレース・モレッツが注目を浴びたアクション映画『キック・アス』の続編。キック・アス(アーロン・テイラー=ジョンソン)やヒット・ガール(クロエ)らがヒーロー軍団を結成して悪党と戦う姿を描く。(取材・文:名鹿祥史)
映画『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』は2月22日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国公開