去年映画館で映画を観なかった人は6割弱!-「映画館に関するお客様1,000人アンケート調査」
イオンシネマ76館を展開するイオンエンターテインメントがインターネット上で行った「映画館に関するお客様1,000人アンケート調査」で、2013年に映画館で映画を観なかった人の割合が57.8パーセントとなり、過半数になったことが明らかになった。
同調査はイオンエンターテインメントが1月17日~19日の3日間、インターネット上で実施。20代以上の男女1,204名が回答した。
「2013 年、映画館で映画をご覧になった回数は?」という設問に対しては、「0回」が過半数となる57.8パーセントを占めた。次いで「1~3回」が28.2パーセント、「4~8回」が9.1パーセントで続いた。「9~11回」は1.8パーセント、「12回以上」は3.2パーセントだった。
映画館に行かない理由としては「観たい作品がない」が全体の14.5パーセントでトップ。「映画館に行く時間がない」が14.2パーセントの僅差で2位だった。また、映画館で映画を観た回数を「0回」を回答した人の中でも、「観たい作品がない」は25.0パーセント、「映画館に行く時間がない」は24.6パーセントと高い数字を記録している。
映画館離れが叫ばれる世の中だが、今回のアンケートでも半数以上が「2013年、映画館に行かなかった」と回答しており、映画館離れの現実を感じさせる結果になった。ただし、行かない理由として「映画に興味がない」を挙げた人は全体のわずか11.1パーセントにとどまっており、状況さえ許せば映画館に行くという人も少なくない様子がうかがえる。(編集部・福田麗)