第二のジェームズ・ディーンと言われた『ライアンの娘』のクリストファー・ジョーンズさん、死去
映画『ライアンの娘』『鏡の国の戦争』のクリストファー・ジョーンズさんが、がんの合併症によりカリフォルニア州の病院で亡くなったとThe Hollywood Reporterなどが報じた。72歳だった。
クリストファーさんは第二のジェームズ・ディーンと呼ばれ、大注目された俳優だったが絶頂期に引退している。2007年のインタビューによると、ハリウッドで活躍していた当時、彼はロマン・ポランスキー監督の妻だったシャロン・テートさんと不倫をしていたとのこと。シャロンさんはポランスキー監督が家を留守にしていた1969年8月に妊娠8か月半で殺害され、そのショックでクリストファーさんは引退したらしい。
カムバックもまったく考えていなかったようで、クエンティン・タランティーノ監督が映画『パルプ・フィクション』のゼッド役をオファーしたが断られたと以前に語ったことがある。
最近では芸術家として活躍をしており、ハリウッド・フォーエヴァー墓地には彼が描いた名優ルドルフ・ヴァレンチノさんの絵が飾られているとのこと。(澤田理沙)