プラスサイズのディズニー・プリンセスの誕生を米ティーンエイジャーが嘆願
米バージニア州に住む17歳のジュエル・ムーアさんが、多くの女の子の心の支えになるからと、プラスサイズのディズニー・プリンセスを誕生させてほしいとインターネットで署名を集め始めた。
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「お手本になるようなプラスサイズの女性をメディアで探すことはとても困難です。ディズニーがこれまでのプリンセスのように明るく、すてきな、それでいてプラスサイズの主人公を作ってくれれば、自分は醜いんだと感じさせられている多くのプラスサイズの女の子のためになるのではないでしょうか。ディズニー映画はたくさんの子ども、特に女の子に大きな影響力を持っています。メディアから細い女性の写真ばかりを見せられ、いじめに遭っているプラスサイズの女の子たちをディズニーが支援してくれたら革新的なことだと思います」とジュエルさんはChange.orgに書き、署名を集めている。
ジュエルさんは、ディズニー・プリンセスはアニメキャラクターだと認識しており、17歳になった今では自分にとってあまり影響力はないとコメント。でも、彼女には小さな従妹たちがおり、現実にはいろいろな女性がいることを見せたいとのこと。プラスサイズの主人公が成功しているのを見せることができれば、どんな女性でも何事も達成できるいい見本になると思ったとYahoo Shineに語っている。
ジュエルさんは、細いプリンセスで映画を作るなと言っているわけではなく、背の低いプリンセスや小太りのプリンセス、下半身デブのプリンセスなど、いろいろな体型のお姫様がいてもいいのではないかとディズニーに投げかけたのだという。また、男の子にも細身のプリンセス以外はダメという考え方を持ってもらいたくないため、男の子にもプラスサイズのプリンセスを主人公にした映画を観てもらいたいそうだ。
2月4日現在で1万6,000人以上がジュエルさんの嘆願に署名をしている。(澤田理沙)