今年公開予定だった『バイオハザード』第6弾、製作があまり進んでいない?
人気ゲームをミラ・ジョヴォヴィッチ主演で実写化した映画『バイオハザード』シリーズ第6弾の製作が遅れているようだ。同作は今年9月12日の全米公開が予定されていた。
シリーズ全作品の製作・脚本と、第1作、第4作、第5作でメガホンを取ったポール・W・S・アンダーソンは、Colliderのインタビューで、「僕たちは製作したいと考えているよ。本当にね。ただ企画があまり動いていないんだ」と答えている。火山噴火によって崩壊する古代都市を描いた新作『ポンペイ』に彼が取り掛かっていたことも影響しているよう。休暇以外のことが考えられないとも胸中を明かしている。公開日の延期は公式の発表はされておらず、キャスト、進捗(しんちょく)状況など最新情報もほとんど報じられていない。
映画『バイオハザード』シリーズは、カプコンの同名人気ゲームを原作に、2002年から製作されているアクションムービー。アンダーソンは2012年のIGNのインタビューなどで、第4作~第6作を3部作として構想しており、ミラ・ジョヴォヴィッチが最後の主演を務める節目の作品になることを認めていた。(山口浩太)