大雪でも『TIGER & BUNNY』初日は満員!! 熱気あふれる舞台あいさつに!
東京23区に13年ぶりの大雪警報が出された8日、『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』の初日舞台あいさつが新宿バルト9で行われた。大雪にもかかわらず、この日の会場は熱心なファンでほぼ満員となり、「TIGER & BUNNY」シリーズの人気の高さをあらためて見せ付けた。
この日の舞台あいさつには平田広明、森田成一、中村悠一、寿美菜子、楠大典、伊瀬茉莉也、津田健次郎、井上剛、岡本信彦、遊佐浩二、米たにヨシトモ監督が来場。会場内を見渡した主人公・虎徹役の平田は「みんなお待たせ! 全国的に天気が悪い中、ありがとう。雪は大丈夫だったかな? 映画は楽しんでいただけましたか?」とあいさつし、ファンから大きな拍手を浴びていた。
そして氷を操るアイドルヒーローであるブルーローズのキャッチコピーを、本日の大雪に合わせて「わたしの氷はちょっぴりコールド。日本の天気は完全コールド!」とアレンジしてみせたのは、ブルーローズ役の寿。彼女の当意即妙なコメントに、会場も大盛り上がり。
さらに炎を駆使する能力を持つおネエ言葉のヒーロー・ファイヤーエンブレムにふんする津田は「雪の中、ありがとうございます。ブルーローズが降らした雪はファイヤーが溶かします。男は度胸、女は愛嬌(あいきょう)、それから『TIGER & BUNNY』は何て言うか知ってる?」とファイヤーエンブレムが本作で発した名ゼリフを踏まえて会場に語りかけると、「最強よ!」と絶叫し、会場からの喝采を集めた。
そんな熱い会場の様子を目の当たりにした平田は「この映画版、本来は昨年の秋に公開する予定でした。日々、(お客さんが)どんどん乾いて、どんどんカラカラになっていく姿を見てきました。でも今日は(映画を観たお客さんが)どんどん潤っていくのを見ることができました」と笑顔。さらに「今回は初心に戻って、おじさんたちに元気になってもらいたいと思えるような映画になりました。きれいな女性の皆さんにキャーキャー言っていただけるのもうれしいけど、おじさんたちにも宣伝してください。公開の間、ワイルドにほえていこうぜ!」と熱く会場に呼びかけた。(取材・文:壬生智裕)
『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』は全国公開中