ケイト・ブランシェット、ホフマンさん急逝の悲しみからテレビ出演キャンセル
女優のケイト・ブランシェットが現地時間5日、俳優のフィリップ・シーモア・ホフマンさんの死去を受け、その悲しみから出演予定の番組出演をキャンセルした。Varietyほか各メディアが報じた。
ケイトは公開を控えるジョージ・クルーニー監督作『ミケランジェロ・プロジェクト』に出演し、ウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』では第86回アカデミー賞の主演女優賞にノミネート。注目を浴びる中、アメリカの人気番組「グッド・モーニング・アメリカ」「ライブ!・ウィズ・ケリー・アンド・ミッシェル」に出演予定だったが、共に予定をキャンセルしたという。
ケイトとホフマンさんは、1999年の映画『リプリー』で共演。友人の突然の死に大変な衝撃を受けているようで、番組キャンセルにあたり代理人は「どうかケイトに、友人であるフィリップ・シーモア・ホフマンさんの喪失を悲しむ時間とプライバシーを下さい」と声明を発表している。
ホフマンさんは現地時間2日に、米ニューヨークの自宅で亡くなっているところを発見された。遺体の腕には注射針が刺さっていたとされており、薬物の過剰摂取が死因とみられている。46歳だった。(編集部・入倉功一)