レオナルド・ディカプリオ、五輪爆破テロの映画化でジョナ・ヒルと再タッグか
レオナルド・ディカプリオが、1996年のアトランタオリンピック開催中に起こった実際の爆破事件を扱う新作映画で、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で共演したジョナ・ヒルと再タッグを組む見込みであることを、Deadline.comが報じた。今回はジョナが主演を務め、ディカプリオが脇に回ることになるようだ。
事件はアトランタ五輪開催中、市内の公園に仕掛けられた爆弾によって、2名の死亡者と多数の負傷者を出した出来事。映画では、当時爆弾を発見し警察に通報したことで英雄扱いされながら、後に事件の犯人として疑われ、メディアや世間から強烈なバッシングにさらされた警備員リチャード・ジュエルさんの物語が描かれる。後に真犯人が捕まるなどしたことで、ジュエルさんが無実であったことが判明。ジュエルさんは44歳で死去している。
映画はヴァニティ・フェア誌に掲載された記事を基に製作され、ディカプリオは、ジョナや自身の製作会社アッピアン・ウェイのジェニファー・デイヴィソン・キローランらと共にプロデュースも手掛けるとのこと。ジュエルさんにはジョナがふんし、ディカプリオが彼の弁護士を演じる予定で企画が進行しているようだ。
ディカプリオとジョナは、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で仲良く第86回アカデミー賞にノミネート。今度は主演と助演の立場を入れ換えて臨む同企画も、完成の暁には賞レースを騒がす一本になるに違いない。(編集部・入倉功一)