大泉洋、松雪泰子との熱愛を捏造したい
俳優の大泉洋が12日、都内で行われた、主演を務めるWOWOWの連続ドラマW「地の塩」の完成披露試写会に、共演者の松雪泰子、陣内孝則と共に出席した。大泉は初共演の松雪について「何なんでしょうね、この美のオーラは。本当にステキな女優さん」とその美貌を絶賛。本作のテーマである「考古学者の捏造(ねつぞう)」に絡め、「今、捏造したいことはありますか?」と問われると、「松雪さんとの恋愛を捏造してみたい」と答え、会場を沸かせた。
この日、舞台に上がった大泉は「まぶしくて松雪さんの方を見られない」となかなか視線を向けようとせず、「クールビューティーで怖い人かなと思っていたんですけど、お会いすると清楚(せいそ)で優しい人でした。一緒に仕事をして身が洗われるような気持ちになりました」と松雪をべた褒め。一方の松雪も「真摯(しんし)な姿勢で演技をされていて、それについていきたいなと思って現場におりました」と大泉への信頼を明かした。
また、大泉は陣内について「僕の青春時代のスター。陣内さんが出ていた『愛しあってるかい!』(1989年・フジテレビ系)は特に好きだったので、共演できてうれしかった。質問攻めにしたら、芸能界の裏話もたくさん聞けた」とにんまり。陣内も「もともとセンスのいい人だと思っていたけど、こういう芝居もできるんだと感心した」と大泉の演技をたたえ、「今度はこの3人でコメディーにも挑戦したい」と意欲を語っていた。
本作は考古学を題材に、捏造問題や未解決殺人事件などが複雑に絡み合うヒューマンミステリー。心に闇を秘めた善玉とも悪玉ともつかぬ天才考古学者を演じる大泉は、「こういう影のある役は初めて。めったにない大泉の悪い顔を見てほしい」とPRした。(取材・文 名鹿祥史)
連続ドラマW「地の塩」 は2月16日より毎週日曜よる10時放送(全4話) 第1話は無料放送