キスマイ二階堂、崔洋一監督に付けたあだ名は「崔おじいちゃん」？
舞台「銀河英雄伝説 第四章 後篇 激突」が12日に青山劇場で初日を迎え、主演の河村隆一と演出の崔洋一、そしてKis-My-Ft2の横尾渉と二階堂高嗣が取材に応じた。
累計1,500万部を突破する田中芳樹の大ベストセラー小説を原作にした舞台シリーズも、いよいよ今回の10作目で最終章。河村をはじめ、間宮祥太朗、中川晃教、貴水博之など、過去作で主役を務めた役者に加え、ジャニーズから横尾と二階堂、さらにnoon boyzの真田佑馬と野澤祐樹が出演する豪華キャストも話題となっている。そんな本舞台について二階堂は「舞台の楽しさも知りましたし、芝居のキャパも広がりました。何より崔さんに出会えたのは大きかったですね」と笑顔を見せる。
映画監督として知られる崔は、2004年の「崔版 女殺油地獄」に続き、今回が2度目の舞台作品。スペースオペラともいうべき作品を崔が手掛けるのは多くの人が意外に思ったといい、「旧知の人から何で（演出が）崔なんだと言われるんですが、実はエンタメ作品が大好きなんです」と明かした崔。「大変根強いファンのいるシリーズ。十分楽しんでいただけるよう、今は、努力、苦しみの日々です」と続けると「それはさておき、キャストがわたしにどんなあだ名を付けているのかが気になっています」とジョークを交えて語る。
厳しい演技指導がイメージされる崔だが、横尾は「崔さんを怖いと思ったことはないですね。厳しい方というよりは優しい方。裏であだ名を付けるなんてないですよ」とコメント。さらに河村は「あだ名はこれから付けます。1か月半、（稽古で）いろんな場面を見ていますからね」とニッコリ。そんな中、「僕はロイエンタール役の平田裕一郎くんと（崔にあだ名を）付けていました」と白状したのは二階堂。
「怒らないから言ってみな」と崔に促された二階堂は、意を決して「崔おじいちゃんと呼んでいます！」と白状すると、崔は「くっそ～！」と大笑い。「これは、たっぷり個人稽古をしてやらなきゃな」と拳を握りしめた（？）崔に「よろしくお願いします！」と気合を入れ直す二階堂であった。（取材・文：壬生智裕）
舞台「銀河英雄伝説 第四章 後篇 激突」は3月2日まで東京の青山劇場で上演