「ジャッカス」ジョニー・ノックスヴィルが来日決定！再び日本で大暴れ？

　体を張った過激なパフォーマンスで知られるおバカ軍団が巻き起こす騒動を追った人気シリーズ「ジャッカス」のリーダー役として知られるジョニー・ノックスヴィルが、シリーズ最新作となる映画『ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中』を引っ提げて3月中旬に来日を果たすことがわかった。

映画『ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中』場面写真

　2010年公開の前作『ジャッカス3D』では、東日本大震災の影響で来日が中止になっていたジョニー。それだけに今回は「ジャッカス」ファンはもちろん、ジョニー本人にとっても待望の来日となるのは間違いない。以前「ジャッカス」メンバーを伴って日本を訪れた際には、ゲリラ撮影による過激なパフォーマスを各地で敢行し警察沙汰にもなっただけに、どんなイタズラを用意しているかにも期待したいところだ。

　「ジャッカス」は2000年にMTV系のリアリティー番組としてスタートした人気シリーズ。劇場版第4弾となる本作では、ジョニーが86歳のスケベなアーヴィングじいさんにふんし、街中でさまざまなイタズラを仕掛ける人気ドッキリ企画を映画化。アメリカ横断の旅に出たアーヴィングじいさんと8歳の生意気な孫ビリーが各地で巻き起こす騒動を追った、ロードムービー仕立ての作品となっている。先日発表された第86回アカデミー賞のノミネーションでは、メイクアップ＆ヘアスタイリング賞にまさかのノミネートを果たした。

　劇中ジョニーは、量販店の窓ガラスに飛び込んだかと思えば、結婚式のシャンパンタワーにダイビングするなどやりたい放題。撮影中の負傷は「ヒジ骨折」「膝蓋腱（しつがいけん）断裂」「手の腱断裂」など数知れず、命知らずな姿勢も相変わらずだが、本人は「これまでの『ジャッカス』映画シリーズに比べたらケガしていない」と事もなげ。「映像が欲しいから、（自分が）ボロボロになってもいいんだ」と豪語するなど、42歳にして手加減はいっさい考えていない様だ。

　映画『ラストスタンド』ではアーノルド・シュワルツェネッガーの相棒役を務めるなど、俳優としても活躍するジョニーだが、やはり「ジャッカス」で笑顔を浮かべながら限界に挑戦する姿こそ彼の真骨頂（？）。日本での暴れぶりに期待して来日を待ちたい。（編集部・入倉功一）

映画『ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中』は3月29日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開