シエナ・ミラー、ジェーン・オースティン短編小説の映画化に主演
映画『ファクトリー・ガール』や『G.I.ジョー』の女優シエナ・ミラーが、「高慢と偏見」「エマ」などの英作家ジェーン・オースティンによる短編小説「レイディ・スーザン」の映画化作品に出演することになったとHerald.ieが伝えた。
本小説は、既婚者と不倫関係にあるスーザン夫人が、自分と自分の娘の結婚相手を探そうとするストーリー。1794年に執筆されていながら、オースティンの生前には出版されず、1871年に甥(おい)が手掛けたジェーンの伝記本「思い出のジェイン・オースティン」に収録される形で、初めて世に発表された。
シエナが主役のスーザン夫人、クロエ・セヴィニーが夫人の友人役で出演することになっている。監督は、映画『バルセロナの恋人たち』のホイット・スティルマン。撮影は今夏アイルランドにて開始予定。
シエナは、映画『人生、ブラボー!』のケン・スコット監督による『ビジネス・オア・プレジャー(原題) / Business or Pleasure』が今年10月24日に全米公開予定。チャニング・テイタムと共演している映画『カポーティ』のベネット・ミラー監督の新作『フォックスキャッチャー(原題) / Foxcatcher』も年内の公開が予定されている。(鯨岡孝子)